武漢ウイルス研究所の安全性の問題

 武漢ウイルス研究所では、新しいコロナウイルスが人工的に作り出されていた(関連記事は、こちら)。今回のパンデミックの原因は、そのウイルスが、研究所から漏洩したことが原因ではないかという説が、米国やヨーロッパで改めて注目を集めている。その根拠となっているのが、武漢ウイルス研究所の安全性の問題である。

 武漢ウイルス研究所には、最高レベルの安全基準を満たすバイオセーフティレベル(BSL)4の実験室が整備されている。しかし、2018年にアメリカの代表団が実験室を訪れた際には、訓練を受けた研究者や技術者の不足などの問題点が指摘されていた。さらに、『Science誌』の石麗氏へのインタビューのなかで、武漢ウイルス研究所でのコロナウイルスの研究は、BSL2あるいはBSL3の実験室で行われていたことが明らかになっている。

The Lab-Leak Theory: Inside the Fight to Uncover COVID-19’s Origins

Vanity Fair, June 3, 2021

https://www.vanityfair.com/news/2021/06/the-lab-leak-theory-inside-the-fight-to-uncover-covid-19s-origins

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